Book review
『イシューからはじめよ』書評|会議で浅い発言を脱する考える型
2026年9月1日
Book Review
イシューからはじめよ
書評|会議で浅い発言を脱する考える型
『イシューからはじめよ』書評|会議で浅い発言を脱する考える型
発言を求められて、当たり障りのないことしか言えなかった。あとから「もっと鋭いことを言えたのに」と悔しくなる——。そんな若手ビジネスパーソンに効く一冊です。
こんな悩みに効く理由
会議で浅いと思われる原因の多くは、頭の回転ではなく「解くべき問いを間違えている」こと。『イシューからはじめよ』は「本当に価値のある問題(イシュー)」の見極め方を軸に、考える型を整える一冊です。
本の概要(書籍情報・著者)
紹介するのは『イシューからはじめよ』(安宅和人著、英治出版)。脳科学者でありビジネスの第一線にいた著者が、「本当に価値のある問題」の見極め方を説いた一冊です。
要点・要約(3つの学び)
【1】イシューの見極め——「そもそも何を考えるべきか」を最初に定める。作業量ではなく問いの質が成果を決める。
【2】犬の道を避ける——手当たり次第にがんばる働き方の落とし穴。
【3】ストーリーラインで語る——結論を組み立てて相手に伝える構造化の技術。
用語メモ:イシュー/犬の道/ストーリーライン
・イシュー=「そもそも何を考えるべきか」という、価値ある問いの設定。
・犬の道=手当たり次第にがんばる働き方のこと。量で解決しようとする落とし穴。
・ストーリーライン=結論を組み立て、相手に伝えるための構造化の技術。
心に残る一節
「悩まない。悩んでいるヒマがあったら考える。」
悩むと考えるは違う、という指摘は、行き詰まったときの指針になる。
こんな人におすすめ
・会議で発言が浅いと見られるのが怖い若手
・仕事の「がんばり方」を根本から見直したい人
骨のある本ですが、第1章のイシューの定義だけでも仕事の景色が変わります。
