栞 -SHIORI-栞Shiori
← レビュー一覧へ

Book review

『話し方が9割』要約と感想|聞く技術・雑談が続くコツ

2026年10月18日

Book Review

話し方が9割

要約と感想|聞く技術・雑談が続くコツ

『話し方が9割』要約と感想——「聞く」技術で会話が変わる

「また話が長いと言われた」が消えた——この感覚をくれたのが、永松茂久さんの『話し方が9割』(すばる舎)。本記事は要約と感想、そして明日から使える“聞く技術”を体験談とともに紹介します。

---

『話し方が9割』はどんな本?(概要)

気づいたら2時間経ってた。そんな読書体験が今日のもので、永松茂久さんの『話し方が9割』を一気に読みました。2019年の発行以来、シリーズで累計100万部を超えるベストセラー。「話し方」と名前がついているけれど、実態は「聞き方」と「相手の気持ちに寄り添う技術」の本です。

正直に言うと、わたしはコミュニケーションに自信がありません。特に雑談。会議や打ち合わせは資料があるからまだいい。でも飲み会やランチの“何を話せばいい”場面は、今でも苦手です。そんな自分にも無理なく使えるコツが、本書にはありました。

---

要約|明日から使える「聞く」技術ベスト3

① 話上手より「聞き上手」の方が好かれる

本書の冒頭から、著者は「コミュニケーションで最も重要なのは聞く力だ」と断言します。話が上手い人は「すごい人」と思われる。聞き上手な人は「居心地がいい人」と思われる。そして人は「自分の話を聞いてくれた人」を好きになりやすい。

わたしは雑談で会話を途切れさせないよう「次に何を話すか」ばかり考えていました。でもその間、相手の話をちゃんと聞けていない。聞くことそのものが技術だと腑に落ちたのは、この本が初めてでした。

② 「へえ、それで?」の3秒リアクション

相手が話したとき、まず「へえ、それで?」「それ、もう少し教えてもらえますか?」と返す。余計な意見や評価を挟まず、話を引き出すのがポイントです。

地味だけど効く。次の日の昼休みに同僚の話で試してみたら、いつもより会話が弾みました。相手が話してくれると、自分も話すことを考えなくてよくなり楽になります。

③ 「でも」より「そうか、だとすると」の言い換え

反論や別の意見を言いたいとき、「でも」から始めると相手は無意識に身を固める。本書が提案する代替は「そうか、だとすると」や「なるほど、ということは」という言い換えです。

一度相手の言葉を受け取ってから自分の意見に展開する。これだけで会話の温度がかなり変わります。わたしは会議でつい「でも」から入る癖があり、ここ1週間これを意識して変えています。

---

心に残った一節

「人は自分の話を聞いてくれた人のことを、一生覚えている。」

大げさに聞こえますが、読んだあとで自分のことを思い返すと、そうかもしれないと思えました。小学生の頃、担任の先生に「あなたの言いたいこと、ちゃんと分かったよ」と言ってもらえたことを今も覚えています。話した内容は忘れても、「聞いてもらえた感覚」は残る。

---

こんな人に読んでほしい

  • 雑談・会話が続かなくて悩んでいる内向型の人
  • 職場での人間関係が薄い・うまくいっていないと感じる人
  • 「また話が長いと言われた」「話が伝わらない」が続いている人
  • 恋愛・婚活で「もっと相手に好かれたい」と思っている人

1〜2時間で読み切れる量。事例が豊富で、「明日からこれを試そう」が見つかりやすい本です。

---

今日の一歩(スモールステップ)

今日の会話で一回だけ、「でも」を「なるほど、ということは」に変えてみてください。

一回でいい。全部変えようとすると三日で終わります(経験者談)。

📖 『話し方が9割』永松茂久 著/すばる舎

---

あなたが「もっとうまく話せたら」と感じる場面はどんなシーンですか?コメントで教えてください。

次に読む一冊を毎日更新中。ブックマークして明日も覗きに来てください。