Book review
報連相のコツ|角が立たない伝え方3選
2026年10月19日
報連相のコツ|角が立たない伝え方3選
報連相のコツ——『「ほうれんそう」が会社を救う!』から学んだ角が立たない伝え方3つ
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この記事の要点
- 悪い情報ほど早く・先に伝える(報告の基本)
- 相談は「選択肢+自分の結論」で持ち込む(主体性)
- 連絡は「相手が動ける設計」(期限・依頼を明確に)
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報連相の基本とタイミングで迷うあなたへ
入社して最初の1年、わたしは報連相がとにかく苦手でした。
「これ報告するほどじゃないかな」と後回しにして結果的に大事になったり、逆に細かすぎると言われたり。先輩に「もっと早く言って」と言われると、帰り道ずっと「次はどうすればよかったんだろう」を考えてしまう。
今日読んだのは『「ほうれんそう」が会社を救う!』(山崎武也著、PHP研究所)です。タイトルは少し古めかしいですが、内容は今の職場でも十分に通用する実用書で、ロングセラーとして読み継がれています。報告・連絡・相談(報連相)の基本を、なぜそれが必要かから丁寧に解説してくれます。
「知っているつもり」だったほうれんそうに、実は自分がきちんと理解していなかった部分がたくさんありました。
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地味だけど効く「伝え方」3つ(例文付き)
1. 「報告が遅い」を防ぐ——悪い情報は先に・早く伝える
本書が繰り返し強調するのは、「悪い情報ほど早く報告する」というシンプルな原則です。
わたしが報告を遅らせてしまうのは、「問題が解決してから報告しよう」という気持ちからでした。でもそれは上司から見ると、「早く言ってくれれば対処できたのに」になる。
- 使える例文:
- 「現在進行中の問題があります。〇〇の対処を進めていますが、ご確認いただけますか」
- 「△△でリスクが見つかりました。先に共有し、今は□□を進めています」
「まだ解決していないけど報告する」のが正解。謝罪より先に、現状と対処を言う。これだけで「なぜもっと早く言わなかった」という空気が変わります。
2. 「相談」を「決断の肩代わり」にしない言い方
「どうしたらいいですか?」という相談は、相手に答えを出させる相談です。本書が提案するのは、「〇〇と△△の2案があります。わたしは〇〇が良いと思いますが、いかがでしょうか」という型。
- 使える例文:
- 「A案(コスト低)とB案(スピード優先)で迷っています。優先は納期と考え、B案を推しますがいかがでしょうか」
自分の意見を持った上で相談する。これだけで「この人は自分で考えている」という印象になります。若手社員が「頭がいい」と思われるかどうかの分岐点の一つが、まさにここだと読んでいて気づきました。
3. 「連絡」は「情報共有」ではなく「相手に動いてもらうための設計」だ
連絡メールを送っても反応がない、ということがよくありますよね。本書によると、連絡の多くは「自分が送ったという事実を記録する」ことに終わっていて、「相手が何をすべきかが明確でない」ことが原因です。
- 使える例文(件名や冒頭に):
- 「ご確認のうえ、〇日までにご意見をお願いします」
- 「承認可否を本日17時までにご返信ください」
連絡文の冒頭に依頼内容と期限を書く。これだけで返信率と反応スピードが変わる。地味だけど、本当に効きます。翌週から試してみたら、確かに動きが変わりました。
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心に残った一節
「上司が本当に求めているのは、報告そのものではなく、問題が共有されることだ。」
「報告=できない点を晒す行為」だと無意識に思っていたわたしには、これはかなり刺さりました。報告は評価されるためではなく、組織で問題を共有するためにある。視点が変わると、報告の重さが違ってきます。
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こんな人に読んでほしい
- 入社1〜3年目で「報連相が分からない」と感じている人
- 「もっと早く言って」と言われた経験がある人
- 上司や先輩に「頭が悪い」と思われたくない20代の会社員
- 部下やチームの報連相をもっと機能させたいマネージャー
薄めの本なので1〜2時間で読み切れます。内容がシンプルで、そのまま翌日から使えるものばかりなので、週の頭に読むのが特におすすめです。
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今日の一歩
次に何かを相談するとき、「どうしたらいいですか?」ではなく「〇〇と△△で迷っています。わたしは〇〇がいいと思いますが、いかがでしょうか」と言ってみてください。
これだけで相手の反応が変わります。試してみてください。
📖 『「ほうれんそう」が会社を救う!』山崎武也 著/PHP研究所
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