Book review
『スマホ脳』書評・要点まとめ|集中できない理由と対策
2026年8月27日

『スマホ脳』書評・要点(アンデシュ・ハンセン)
スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンによる新潮新書『スマホ脳』の書評・要点まとめです。スマホ依存で集中できない理由を脳科学の観点から解き明かし、私たちの注意・睡眠・メンタルに及ぶ影響を平易に説明します。
集中しようとした5分後、なぜかスマホを握っている
やると決めたのに、通知が一度鳴っただけで意志が崩れる。気づけば一時間、指がスクロールを続けている——。意志の弱さを責める前に、まず「仕組み」を知ってほしいのです。
紹介するのは『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン、新潮新書)。スウェーデンの精神科医が、脳科学からスマホ依存を解き明かした一冊です。
この本が「集中できない人」に効く理由
- 依存は設計されている——SNSは私たちの注意を引くよう、意図的に作られている。負けるのは意志の問題ではない。
- ドーパミンと期待の仕組み——「次に何が来るか分からない」通知が、脳の報酬系を強く刺激する。
- 睡眠・集中・メンタルへの影響——スマホの使いすぎが心身にどう作用するかを、研究をもとに具体的に説明する。
心に残った一節(感想)
スマホが近くにあるだけで、電源を切っていても集中力が下がる——という実験結果に私は青ざめました。使っていなくても、「そこにある」だけで脳のリソースを奪っていたのです。以来、作業中は別室に置くようにしました。
読後に実践したこと・読み方の提案
- 作業中はスマホを別室に置く(視界と手の届く範囲から外す)。
- 通勤中などスキマ時間に数章ずつ読むと、要点が定着しやすい。
こんな人に薦めたい
集中が続かない人。寝る前のスマホがやめられない人。自分の意志を責めてきた人に。原因が分かれば、対策は打てます。
まとめ(読後の変化)
読み終えると、まずスマホを置きたくなります。それ自体がこの本の効果です。通勤中の数章だけでも、ぜひ。
